「玉川上水46億年を歩く」のめざすもの
東京ビエンナーレ2020/2021共催企画
玉川上水46億年を歩く
地球が誕生してから46億年。
人が生まれたのはいつごろで、
劇的に世界が変化したこの100年は、
どれほどの時間なのか。
その果てしない年月を、体で感じてみたい。
東京を東西につらぬく玉川上水。
46キロを、地球史の46億年に見立て、一日かけて歩く。
今を生きる「ヒト」の立ち位置を考えるプロジェクト。
玉川上水46億年を歩く北九州展
2022.9.6〜9.25
北九州環境ミュージアム
2022
9.30
玉くんまつり
玉川上水に生息する小さな生き物達の化身である玉くん(約2m)を子供達と引っぱって、ねりきます。バグパイプや太鼓で歌を歌い、いきものたちを称えます。
未来を考える
世界は生物が多様であればあるほど安定すると言われています。人が多様な生き物によって支えられているのだとしたら、人は、生き物が多様であり続けることを支えなければならないのではないでしょうか。生命が多様に進化してきた歴史を振り返ることは、今をもっと知ること。それがあって初めて未来を考えることができます。東京は、世界的にも生物多様性の豊かな都市。それを支えている玉川上水で色々な生き物を観察し、人と自然の関係について具体的に感じる体験を試みます。これから私たちはどのように生きていくべきかを対話し、考えていきたいと思います。
地球の歴史 46億年
長い長い歴史の中で、人の時間がどれほど短いのかを、歩いて体感しようという試みです。
玉川上水46億年を歩く実行委員会
代表: リー 智子
アドバイザー: 加藤 嘉六
チラシデザイン :村井祥平
事務局: 出口みちたか
ライター :足達千恵子
事務 :山田かおる
主催
玉川上水46億年を歩く
共催
一般社団法人 東京ビエンナーレ
特別協力
地球永住計画
ちむくい(ちいさな虫や草やいきものたちを支える会)
協力
アスペンチーム
どんぐりの会
玉川上水ストーリーテラーズ
玉川上水杉並の会
Special thanks to Lee Wen
クラウドファンディング
目標額に達しました!! これまでご支援いただいた皆様には、
心からお礼を申し上げます。
これからがスタートです。いい映像を残せるように
がんばります。
ジャパンタイムズによる、インタヴュー(南條史生/元森美術館館長、中村政人/東京ビエンナーレ共同代表、小池一子/東京ビエンナーレ共同代表)の中で、「玉川上水46億年を歩く」が紹介されています。
南條さんは「おそらく芸術は私たちの精神性を記録し、恐怖を克服するために奮闘し、次の世代へと継承しながら不安と闘う力を与えてくれる」と語っています。2020年7月23日
リー 智子 Lee Satoko
プロフィール
1961年小倉市(現北九州市小倉北区)生まれ。1982年武蔵野美術大学彫刻学科入学と同時に玉川上水のある小平市に移り住む。
卒業後に豊かすぎる日本を飛び出し、インドの電気、水道、ガスのない村で人が生きるうえで本当に大切なものは何かという事を考える。
海外の彫刻シンポジウムや国内での個展を経験。幼児向けの絵画講師として26年間従事する。
玉川上水を基点として、サステナブル・こどもアート・地球環境などをテーマにワークショップや映画上映、自然観察会の発案 企画 運営を行う。
1978アメリカ留学
1985 イタリア人彫刻家フィオーレに師事 イタリア
1986 武蔵野美術大学彫刻学科卒業
1989 India-Japan 彫刻シンポジウム インド
1990 真鍮鋳造ドクラの村に滞在 インド
1990 アルプスでの石彫製作 オーストリア
1991 アーティストインレジデンス ハワイ
1991 緑ケ丘幼稚園絵画講師始める~2017
1992 個展 「ヌラーゲ」 gallery Q
1993 個展 「梅干し菩薩」 gallery Q
1995 nature art 「野投」 韓国
1997 Japan-Mexico 彫刻シンポジウム メキシコ
2005 こどもアートプロジェクト
「にんげんは土でできている」 沖縄コザ
2008 こどもアートプロジェクト
「ででどこ研究所 ちきゅうのごはん」 沖縄 コザ
2012 影絵(昔ここに虎がいた、影絵プロジェクト)タイ
2013 「ちいさな虫や草やいきものたちを支える会(代表)
2013こどもアートプロジェクト
「影絵次元」沖縄コザ
2015 「地球永住計画」立ち上げる(副代表)
<企画運営>
2006 〜9年間 「野草の名前を聞く会」(自然観察会)2006 スウェーデン人環境活動家ペオエクベリ氏講演会 2008 映画「不都合な真実」上映会
2012 林のぬし 影絵上映
「音で楽しむ妖怪の森」
「玉川上水ノリメンメイメイツアー」
2013 シンポジウム「玉川上水ラムサール条約登録の可能性を探る」
2014「いきもの次元」アートプロジェクト
2004 サステナブル東京 もみじの間
(プロジェクトリーダー)
2015「ききみみずきん」アートプロジェクト
2016 影絵「クロツラヘラサギの冒険」
朝鮮大と武蔵美のコラボコーティネート
2017 影絵「玉川上水探検隊」微生物の影絵
朝鮮大と武蔵美のコラボ コーティネート
「すなえの具で恐竜を描こう」
スタジオ解放区とのコラボ
2018「玉川上水のこれまでとこれから」
「玉川上水で変形菌を探そう」
「玉川上水いきもの学」
「ダーウィンからピートンまで」
「用水路でガサガサ」
2019 〜 白梅幼稚園「玉川上水」共同制作
その他、子供ワークショップ、映画上映、自然観察会など、企画運営の実績多数。